英語学習は、小さい時から、それとも日本語ができるようになってから?

昨日は11軒のピンポン営業でした。いつもより訪問件数は少なめで、「今日は少し物足りないかな」と思っていたのですが、そんな中で思いがけず非常に濃密な出会いがありました。
お話しさせていただいたのは、不動産に強い関心をお持ちの方で、玄関先で軽くご挨拶したつもりが、気づけば2時間ほども立ち話をしてしまいました。不動産の購入・売却・活用の考え方から始まり、日々の生活の工夫、さらには子育てや教育の話にまで話題が広がりました。
特に印象的だったのは、英語教育に関する話題です。「英語は12歳までに完成しないと、ネイティブのような感覚にはなれない」と教えていただきました。私は正直そのことをよく知らず、驚きました。また、話の中で勝間和代さんのエピソードも出てきました。彼女は大人になってから2〜3年で英語をマスターしたと著書で語っておられたそうで、「日本語がしっかりしてから英語を学ぶべき」という考え方もあることを知りました。
このように、英語教育ひとつをとっても、早期教育が良いという考えと、しっかりした母語の上に成り立つべきだという意見があり、どちらが正しいというよりも、家庭や子どもの性格によって適した方法が違うのだろうと考えさせられました。
こうした貴重なお話を、玄関先で聞けるとは思ってもいませんでした。不動産の営業活動を通じて、人生観や教育観にまで触れられる──そんな経験ができるからこそ、私はこのピンポン営業がやめられないのです。
出会いに感謝。そして、明日もまた、新しい誰かとの出会いを求めて歩いていきます。