名刺の力

昨日は82軒のピンポン営業を行いました。暑さも厳しい中ではありましたが、その中でもありがたいご縁がいくつかあり、感謝の気持ちでいっぱいです。

営業活動において名刺は欠かせないツールのひとつですが、今回あらためて「名刺の力」というものを実感しました。私は普段、あまり積極的に名刺を配るタイプではありません。話がしっかりできた方やご縁がありそうだと感じた方にはお渡しするようにしているのですが、基本的には控えめなスタンスです。

そんな中、何か月も前のことですが、あるお店でたまたま出会った方に名刺をお渡ししたことがありました。そのお店は街の小さな露店で、間借りで営業しているとおっしゃっていた記憶があります。その日は「渡そうか、どうしようか」と少し迷ったのですが、なんとなくの直感で名刺を渡しました。その出会いのことも、正直なところ営業ノートには特に記録しておらず、私の記憶からも薄れていました。

ところが昨日、その方から突然お電話をいただいたのです。なんと、お仕事のご依頼でした。びっくりして、さっそくお会いしに伺ったところ、以前の間借りしていた露店の裏がご自宅だったようで、実は物件のオーナーさんだったのです。

本当に、人とのご縁はどこでつながるか分かりません。たった1枚の名刺が、数か月の時を経て、こうして仕事に結びつくとは思いもしませんでした。あの日、あの時、名刺を渡していなかったら、きっとこのご縁は生まれなかったと思います。

やっぱり営業というのは「今すぐ」ではなくても、「未来のご縁の種まき」なのだと実感します。だからこそ、ピンポン営業はやめられません。地道ではありますが、こうした出来事があると、また一歩踏み出す勇気をもらえます。

今日も感謝の気持ちを胸に、一歩一歩、前に進んでいきます。ありがとうございました。

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